
2010年01月05日
古くから、日本の住宅は高床式が一般的で、現在のようにコンクリート布基礎でなく、玉石等の石の上に柱を立て、貫等で柱を連結し、床下の空気は外気と全く同じ環境で、木材の劣化は勿論の事、白アリ等の被害を受ける事は全くなかった。
近年になり、法規制で、基礎の構造が変わり、家全体の断熱化や、室内の快適性(温熱環境)を高める為に、太陽熱を利用したり、電気や温水等による貯熱式の床暖房が多く施工されている。
コンクリート等の貯熱体に、直に木質系の床材を取り付ける工法では、白アリ食害以前に、床材が変形したり、剥がれたりするクレームがおきている。
使用する材質の選定の誤りや、施工技術が未熟の為である。
コンクリートで白アリの生息部分が遮断されているので安心とは云っても、貯熱体周辺の環境は白アリにとっては快適な場所である。
施工上の極わずかなミス(コンクリート打ち継ぎ部分等)でも、白アリは見逃すことはない。
住宅の床下は外気環境と同じ大きな容量をもった構造にし、土台や床束等に湿気に対する配慮を怠ってはならない。
投稿者 kakusan : 18:24