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落し板壁構法(伝統構法)による断熱構法

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日本のほとんどの住宅は住公融資により建てられた住まいである。
その為、住公工事共通仕様書(現在の日本の住宅をつくる場合の工法の基になっている。)による断熱工事が一般化し、現在に至っている。
又、省エネの観点からもほとんどの住宅で断熱工事が行われている。
現在でこそ、断熱材が結露等の複雑な問題をかかえる事がはっきりしたが、当初、このような結果になるとは多くの人が予想すらしなかった。
断熱材には無機質、木質、プラスチック系と、又、形状もフェルト状、ボード状、現場吹込み、発泡と種々様々である。
又、最近では通気層を設けたり、室内側には防湿フィルムを施工し結露防止の方策がとられ、住宅も高気密化する傾向にある。
このように日本の断熱構法には(多くの問題点をかかえ)決め手に欠きながら、その信頼性にはあまり期待する事ができない。
ほとんどの断熱材とその施工は、日本の気候には対応しがたく、断熱性の劣化はもとより、建物全体の耐久性を著しく損ねている。

住宅建築にたずさわる多くの者は、現在の断熱構法に疑問をもちながら、解決策を見出す事ができないまま、悩み、ストレスを重ねている。

私も断熱構法の施工が一般化する当初より疑問に思い解決策を考え続けてきました。
そして、数年前からは、無断熱の家をつくってきました。
しかし、近年の省エネ住宅、エコ住宅化に伴い住宅の断熱化は、必須条件になり一昨年より本格的に県林業センター等の協力をいただきながらその開発にとりくみ、より耐震性を有する断熱板壁、落し板壁構法を開発しました。(現在、落し板壁構法を利用した断熱壁と、他方耐震壁としての落し板壁構法の二つの流れがあります。)
昨年には、この落し板壁構法にて住宅をつくる事もできました。そして施工コストを調査し材工共で坪当り約1.5万円でできる事もわかりました。(30年もつ家が100年もつとしたら非常に安いコストです。)
落し板壁構法を利用した耐力壁の強さは実験でわかりましたし、断熱性は計算で求める事ができます。
断熱性、耐震性の最終値は家全体を検討した上で決定されますが、とりあえず、安全・安心な家をつくれる事がはっきりしました。
これからは、この断熱構法で悩む事無く、そのストレスからも解放されるでしょう。


投稿者 souken : 18:58