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2005年12月29日
永年、非耐力壁として施工してきた一連の落込板壁の耐力を検証する機会を、県林業センターの協力をいただき実施する事になった。
現在、木造軸組建築物を構成する耐力壁は、主に筋違や面材を使用した工法が一般的である。
今回水平加力試験を行う耐力壁は、工期や施工性を含めたコストや、安全性、断熱性の劣化のない、 良質な空気を生む調湿性高い性能を併せ持つものである。
又、その耐力壁は今後、木材の加工技術の進歩や、現場の手作業主体の作業を電動工具や、 圧縮空気を使用した工具が一般化する事を考慮に入れた耐力壁を目指してきたものであり、しかも、杉・桧・唐松等、 国産材が伐採期に入っている事を考えたそれらで構成された耐力壁になっている。
今回、試験を行った耐力壁は3種類である。
厚さ45mmの杉板を雇い実を利用し連結し柱間に落込み75mmの木ネジを利用し簡単にとめたもの。
間伐小径木75mm角の桧材を柱間に落込み、雇い実で連結しN75釘で釘打機を使用し確実に柱にとめたもの。
純・木造住宅にむけた、断熱性を考えに入れた耐力壁用として、240×27mmの杉板を柱間の中心部に落込み、 釘N75を釘打機で柱に2本づつ止めた上、更に薄板の筋違をN45の釘で両側より落込板に止め、 耐力壁となるべき杉板を連結させたものである。内壁側には10mmの空気層を設けて、本実加工した厚さ27mmの杉板を柱間に落込み、 本実部を柱に簡単にとめたものである。
今後、断熱複層落込板壁の実用化に向けた実験を、更に進めて行きたいと思っている。
詳しい資料を必要な方は、当社までメールにてご連絡下さい。 担当 大野
2005年12月19日
工事は一階部分の土間の左官工事、その他全ての木工事の仕上げも終了し、一部の建具工事と設備工事を残すのみとなった。年内の完成を目指し、あとひとふんばりです。
投稿者 souken : 18:19
2005年12月10日

建築確認・地鎮祭と予定通り行い、木造軸組の建物にとって重要な木取りの作業に入る。
とりあえず、丸太を見ながら、長尺材の梁・桁をとるべく製材する。(最長8,300†)
平面優先の設計の為、しばしの養生期間のうちに、設計図の構造軸組を見直しながら、割付作業に入る。−より安全で強固な建物にする為に−
現在、材木の長さは3m、4m材が中心で木造軸組を構成しているのが一般的である。
加工もその長さにあった工場生産設備での工場加工が100%近くで、その結果、継手をつくり、金物等で補強せざるを得ない。
日本人の生産性中心の考え方が、長い材木をわざわざ短く玉切りし、その結果計算しがたい弱い軸組を生んでいる。
現存する長寿命の木造建築物にみるような、長尺材の使用を、少しでも多く取り入れたいと願わずにいられない。
12月に入り現場は基礎工事に入るべく水盛やり方を完了し、又、作業場では墨掛けの作業に入る。
投稿者 souken : 17:33