
つれづれなるままに・・・
« 2008クラスメートと行くハイキングを省みて | メイン | 3月15日の那須・茶臼岳では死亡事故が起きていた。 »
2009年03月16日

雪の那須岳を登りたくて、昨年の12月23日、今年になって3月1日そして3月15日と今冬3回出掛けた。
那須岳へは冬の間、大丸温泉より交通止めとなるので、そこより歩き始める。
12月23日は峠の茶屋からアイゼンをつければ、すべることなく快適な山歩きが楽しめた。
雪の上に頭を出している小さな草木が、霧氷になり風にゆれ太陽の光に輝いていた。
雪をいだく茶臼岳の上空も虹色に輝き、しばし足をとめて眺めた。
峰の茶屋より姥ガ平を眺める所を歩き、春、夏、秋の風情とは違ったきびしくも光しい風景に感動した。
3月1日大丸温泉よりいきなりアイゼンなしでは歩けない状態だった。
私のアイゼンは6本爪、峠の茶屋迄1時間かかり、峰の茶屋までは1時間半かかった。今年は雪が少ない方だと聞くが、朝日岳や茶臼岳の雪姿は荘厳でしばしみとれる。
峰の茶屋より茶臼岳を目指す人数人あり、朝日岳から帰って来られる人にも何人か会う。
雪山は圧倒的に男性の方が多い。
銀世界を目に焼きつけ満足して帰る。
3月15日 昨日は大雨だったので、山はさぞかし雪が積もったであろうと想像し、又、那須岳にでかける。
料金所で、この上は凍結しているからと運転注意を云われる。
大丸温泉の駐車場は満車に近い。
雲行きも怪しく、風も強い。(天気予報では県北は赤マーク)
アイゼン着用し登り始める、今までで一番の雪の深さだ。
先行く人がつけた踏跡を辿りながら進む。
きれいな雪の上を歩きたいと思う人が半円を描き、又、道に戻っている足跡を時々見る。
思いは誰も同じなのだ。
これまでにない多い雪と表面が氷状になっていてストックがささらない。アイゼンも10本か12本爪がよいようだ。ピッケルの必要性も今回感じた。
風のために滑落事故が2件おきたが、幸いにして大事故にはならなかったようです。
登山者の多くの人が風で転倒したようでした。
厳しい天候こそ自然を美しく変える。表面が氷結し、一面の光の中から顔を出している植物が作る影と、風に流れる雪片のハーモニーは心の中まで吹き込んでくる。
いつもは目にすることもない茶臼岳の急な北斜面に、とりついて雪山訓練をする、数グループの小さな人影をみる。始めて目にする光景なので驚き、里にはない白銀を楽しみ帰宅する。3月の山はまだ寒さ厳しいが、カタクリやヤシオツツジで彩られる春の近いことを感じる。
投稿者 souken : 2009年03月16日 11:29